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by ipdatabank

官民挙げてロボットによるまちおこし、銀河鉄道999のメーテルも登場 福岡県北九州市

2006.08.30
官民挙げてロボットによるまちおこし、銀河鉄道999のメーテルも登場 福岡県北九州市_f0061306_17471047.jpg3月に開港した北九州空港の1階到着ロビー・観光案内所。
北九州市出身の漫画家、松本零士さんの人気アニメ「銀河鉄道999」のキャラクター「メーテル」を忠実に再現したロボットが、質問者の声を自動認識し、空港内の施設や北九州市内の観光スポットなどを案内、空港を訪れる人々を楽しくもてなしている。官民挙げてロボットによるまちおこしを進める北九州市を象徴するような光景だ。
この「メーテル」ロボットは、九州工業大学(北九州市)と北九州産業学術推進機構(FAIS)が共同で開発したもので、身長約170cm、おなじみの長い金髪に黒い衣装、声もテレビや劇場アニメでメーテル役を演じた声優の池田昌子さんが担当するなど、細部まで凝ったロボットとなっている。
北九州市では、ロボット産業の一大集積地を目指し、今年3月に産学官が一体となった推進組織「北九州ロボットフォーラム」を設立した。また6月には、産業用ロボット分野で国内トップクラスの株式会社安川電機(北九州市)と、次世代サービスロボットビジネスの創出や、ロボット技術者の育成強化など、ロボット産業の振興に向けて、連携を強化することで合意している。
もともと北九州市は、公道をロボットが自由に動き回ることができる、国内初の「ロボット開発・実証実験特区」の認定地域(2003年)。今後はこのような取り組みの強化によって、環境整備が一層進むことが期待されている。FAISが開発した下水管検査ロボットや、FAISと安川電機が共同開発中の荷物搬送用ロボットの公共施設での実証実験も予定されていると言う。
by ipdatabank | 2006-08-30 17:56 | 電機・機械ニュース