東邦レオ、都市樹木の「生育不良」や「根上がり」を防ぐ「パワーミックス工法」を開発 大阪府大阪市
2007年 03月 15日
都市緑化分野における土壌改良資材の開発・販売を手掛ける東邦レオ(大阪市中央区、橘俊夫社長)は、街路や建築物外構、駐車場などの緑化で発生する「樹木の生育不良」や「根上がり現象」に対応する根系誘導耐圧基盤「パワーミックス工法」を開発、3月20日より販売を開始すると発表した。
街路樹の周辺環境は土木的に転圧を受けることから、根の伸長できる空間も狭く、生育不良や歩道の「根上がり」による歩行者への通行障害を引き起こすケースも少なくない。
同社が今回新たに開発した根系誘導耐圧基盤の「パワーミックス工法」は、大粒径の粗骨材をかみ合わせて上部からの転圧に耐える骨組みを形成しながら、骨材の隙間に存在する生育助材によって、根が自由に伸長できる根域空間を確保すると言うもの。歩道や駐車場の利用に耐えうる路床強度を保ちながら、樹木の成長に必要な栄養分と土壌空間を十分確保できるところが大きな特徴となっている。平成18年12月26日には、東京都建設局の「新技術登録」の認定も取得した。
納入形態は1㎥フレコンバック入りで、販売価格は22,000円/㎥~。3年後に3億円の販売を目指す。
問い合わせは
東邦レオ株式会社
(営業窓口)
電話:03-5907-5500
住所:東京都豊島区北大塚1-15-5
専門ホームページ:「土壌改良&樹木医WEB」
http://www.soil-doctor.jp/