美瑛町、景観保全・育成「ビオトーブ構想」で帯広畜産大学と共同研究 北海道美瑛町
2006年 09月 04日
北海道美瑛町は、同町の景観保全・育成事業「ビオトープ構想※」に関して帯広畜産大学と提携したと発表した。
今回発表された「ビオトープ構想」は、かんがい用として整備された同町の水沢ダムが、家畜の糞尿や汚泥の流入で、現在魚が生息できない状態になっていることから、水質の改善を目指し、美瑛町と帯広畜産大学が共同研究を行うというもの。今後は両者により、ビオトーブ事業のあるべき姿が提案される。
水沢ダムは、同町の特徴である丘陵や山岳景観に彩を添える貴重な水辺空間であるとともに、渡り鳥の飛来地になっているなど、優れた地域資源のひとつとなっている。
※「ビオトープ」の語源は、「生物の生息空間」。ビオトープ事業は、生態系の復元を基本戦略として、その地域の生態系の保全や創出を目的に、環境の整備を行なうこと。
びえい新聞より
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